2005.06.21

“死のエラーメッセージ”からKNOPPIXにより生還!!

昼前、一本の電話が職場にかかってきました。
「パソコンが起動の途中で止まっちゃうんです。黒い画面に、青地に白で"stop unknown hardware"って出るんです」(一応、副業としてPCサポートでちまく稼いでいる職場なのです。)
このエラーは聞いたことがなかったのですが、その時点で、なんかイヤーな予感。

「unknown hardware」でぐぐってみたら、案の定「これは死のエラーメッセージですね。」
とかいう不吉な言葉……(^^;
「こりゃ、再セットアップでデータは全ておじゃんかも…バックアップとか取りそうにない人だしなー。」と意気消沈して電話の主の所へ行き、現物を見ると、ダメだこりゃ状態でした。セーフモードでも起動しないし、セットアップ用のCD-ROMもないので、「Windows FAQ」に載っていた方法も採れず。

そして、ふと思い出したのです!以前、バイト君がCDに焼いていってくれた必殺アイテムを!
その名はKNOPPIXと書いてクノーピクス。Linuxを元に作られたOSのようなものなんですが、CD-RだけでPCが起動するという優れもの。

さっそく件のノートPCにクノーピクスのCDを入れて、電源ON。勝手にCDから起動してくれる!
そして、ハードディスクはマウントされたドライブとしてしっかり認識されており、中身のデータも問題なくのぞけました。やっほーー!!

しかし、問題はここからでした。データを吸い出すのに四苦八苦。このページなんかを参考に、なんとかコピーしたものの…文字化け過ぎで。

いやでも、ホントにすごい、KNOPPIX!次はもっと手際よくデータ救出出来るに違いない。ありがとうKNOPPIX!!貴方のおかげで“死のエラーメッセージ”から、なんとか生還出来たみたいです。

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2005.06.12

清水探訪

かなり久しぶりに、仕事の予定も出かける予定も何もない週末。
ということで、突発的に静岡の清水へ行くことに。

清水には、フェルケール博物館という清水港に関する博物館があって、先日、そこの副館長氏が次の企画展の資料集めでウチの職場にいらした。次の企画展を見たいのは勿論なのだが、ウチの町のことがネタになるということを差し引いてもおもしろそうな博物館で、無料の「ご招待券」なるものまでいただいていたので、この滅多にない機会に足をのばしてみるか、という気になった次第。

ウチから清水は車で行くのが多分一番早いのだが、知らない土地を車でウロウロしたくないので、電車で行くことに。といっても、最寄りの鉄道は1時間に1本電車が来るか来ないかというローカル線なので、電車の旅自体が珍しい。MP3プレイヤーで音楽を聴いたり、車窓を眺めてウトウトしたり…で2時間かけて清水駅へ。
清水は、駅は新しくて綺麗だけど、駅の周りのお店はなんだか時代を感じさせるし、駅前自体あまり賑やかではない。ちょっと意外。
その上、出る時は降っていなかった雨が、ポツポツと降っている。それ程ではないので、2km弱の道を歩き始めた。左手はすぐに海。そこに、工場やら倉庫やら官公庁の建物やらが建っている。普段は山の中にいるので、そんな“港湾都市”ッぷりにワクワクしながら歩を進めた。

そんなこんなでぶらぶらと10分程歩いて、博物館に到着した。思ったよりもオシャレな建物。
中身も、清水港の詳細な案内に始まり、荷役、漁業や、清水港で扱っていた輸出入品の話、国際的な航行のルールなど、興味深い展示が盛りだくさん。もともと、運輸・交通・通信には興味があったので、ホントにおもしろい。近代以前の木造船の模型の中に「風林火山」の幟旗を見付け、武田信玄は一時期水軍も擁していたのだと初めて知ってますますびっくり。
ゆっくりじっくり見ていたら、1時間半くらい経っていて、雨足が強くなっていた。
トホホと思いながら併設の喫茶室で30分くらい時間を潰し、もう一度博物館のロビーに行ったら、先日お会いした副館長氏が。見覚えがあったのか、声をかけられたので、「先日お会いした…」と自己紹介。それで、30分くらい企画展の話や展示の解説をして頂いた。ラッキー!
清水なんて、今でこそエスパルスが有名だけど、正直、Jリーグの前は清水次郎長ぐらいしか知らなかった。(あ、あと、教育テレビの「や、くらさんだよ!」の番組って確か清水が舞台だったような。そういえば、「ちびまる子ちゃん」も?!)その次郎長も、港湾荷役の関係でのし上がったというのだから、やっぱり清水は港湾都市。清水は、かの山口組も進出を狙ったけど、住民が機転を効かせて進出を阻んだそうな。(副館長談。)
すっかり副館長氏と話し込んでいたら、閉館の16時半をとっくに過ぎていました(^^;

その後は、エスパルスドリームプラザをちょこっと覗いて、埠頭の辺りを(雨の中)ぶらついて、持ち帰りで“地魚のにぎり”なるお寿司を買い、帰宅。

いやー、充実した土曜日でした。

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2004.11.21

山村とはなんぞや?

民衆史研究会の大会シンポジウムに行ってきた。テーマは「中・近世山村像の再構築」。
「<山村>概念の歴史性」という米家泰作氏(歴史地理学)の報告と、「山村と歴史学」という白水智氏(日本史)の報告。両方とも、とってもエキサイティングな報告だった。米家氏の報告は「山村」という概念そのものが歴史的所産であるという話、白水氏の報告は、山の視点で山(の歴史)を見るための方法について。
どちらも、既存の「山村とはこういうものだ」という偏見を取り払うもの。
歴史学の研究会なので、「中・近世山村像」ということになっていたけれど、どちらの話も、現代の山村像の再構築にもつながる。
ものすごく満足度が高かった。

会場には、長野や岐阜からも参加者が集まっていた。山の現場にいる人がこういう研究会に来るのって、ものすごくいいことだなぁと。かくいう私もそんな1人だったわけですが。

白水氏の論文はいくつか読んだことがあったので、今度は米家氏のを読んでみようかな。でも、そう思ってもなかなか手に入れるのに難儀するのがちょっと悲しい。

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2004.05.14

もらいたばこと火を借りることを巡る作法

仲のいい喫煙者(20代男性)に聞いた、喫煙者のもらいたばこと火を借りることを巡る作法。

**************
《もらいたばこ》
・喫煙者の間ではもらいたばこは普通のこと。
・目上の人だからもらいづらいということはない。むしろ、目上の人の方がたばこ一本ぐらいでケチケチしないのでいい。
・さすがに、知らない人からもらうのはやったことがないが、もし知らない人から「一本いいですか?」と言われたら、上げるだろう。
・社会人になれば、自分ではたばこを買わず、もらいたばこだけで暮らす人もいる。(つまり、そういうことも許されるということ)
・誰かがたばこを吸っている時にもらうのが普通だが、学生同士などだったら、本人が吸っていない時でも「一本くれー!」ということはある。

《火を借りる》
・知らない人からでも火は借りる。
・男女関係なく、女性が男性に火を借りることも、その逆もある。話しをしてくれた喫煙者氏は女性に火を借りたことはないが、自分が火を持っていなくて、隣にたばこを吸っている女性がいたら間違いなく貸してもらう。

「喫煙者には連帯感がある。嫌煙者同士にはないと思うけどね。」と言っていた。私が「きっと喫煙者の肩身が狭くなればなるほど連帯感は強まるんじゃない?」と言ったら、同意していた。喫煙者同士の一種独特な親しさを、彼は“喫煙コミュニティ”と呼んでいる。
**************

車の中で、ほんの15分くらいの間に聞いた話だったけど、(自分にとって“当たり前”でないこと、つまり異文化を見聞きし、記述したものをエスノグラフィと呼ぶならば)ちょっとしたエスノグラフィとしてさえ位置づけられそうだ。
“喫煙コミュニティ”の語り方なんかは、言説分析の素材としても面白そうだった。

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2004.04.19

「認識と記述」

2年以上も目の前に並べておいたの中に、こんな構築主義的民俗調査論が載っていたなんて……。自分の勉強不足を恥じ入るばかり。

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2004.03.24

インタビューするということ

桜井厚を読了。発見がいろいろあった。
実証主義的な所というか、本質主義的なところと、構築主義的?認識論的?なところの間で揺れている。もともとはどちらかと言えば後者の視点の方が好きなんだけど、仕事で考えざるをえないのは計画/政策系の話で、前者の立場に居がち。これって私の勉強不足なのか……。

次はこの本と一緒に買った佐藤郁哉を読もうかと思っていたけど、やっぱり積ん読になっていた構築主義の本にしようかな。

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自分用メモ

山林の土地所有と保安林指定
江戸時代の留山の管理→古文書から

森林管理の基本的なことがわかる本を読みたい。

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2004.03.23

雪の森

昨日積もった雪の中(といっても積雪5cmくらい)、林道を歩く。
町道は一応除雪してあったが、林道は分岐点から1cmたりとも除雪されていなかった。

動物の足跡と、木から落ちてきた雪の跡以外は何もない雪の道。周囲の森は、溶けかけの雪を冠している。天気は曇り、というより雲の中。見通しも利かないので、現在地の確認もそこら辺の地形を頼りにするしかない。
でも、私達が歩く足音と、木から落ちる水滴の音、風の音、上空を飛ぶ飛行機の微かな音しかしない世界は、その光景とも相まって、“静謐”というのがぴったりだった。

普段、絶対に歩くことなどない所だったので、こういう機会を作ってくれた同行者に感謝。

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2004.03.19

フィールドワーク/デスクワーク

はてなダイアリー - 濫読日記

フィールドで勉強しないのは正しいフィールドワークのあり方でしょう(笑
本を読んだり、頭で考えたりしたことをもとに、いかにたくさんのことを見聞きし、気づき、感じられるかが、フィールドワークだと思います。そして、フィールドでできるだけ多くのことを見聞きし、気づき、感じられるようにするために、机の上の勉強をするのだと思います。

私の場合はもっと机の上の勉強が必要……。

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2004.03.18

インタビューの社会学―ライフストーリーの聞き方

Amazon.co.jp: 本: インタビューの社会学―ライフストーリーの聞き方桜井厚

久々にまともな本を読みました(読んでいます)。勉強をサボっちゃイカンね。
すごく面白い。インタビューという実践をかなりやってきただけに、自分の行為を振り返りる意味で、考えさせられる。
第2章の「社会関係としてのインタビュー」は特に引き込まれた。社会学者の調査において、調査者はインタビューを行うために被調査者と何らかの人間関係を結ぶわけだけど、私が行っているインタビューは、ある面、“関係を築くため”のツールとしての役割を持っているのだと気付いてみたり。

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