2005.03.22

短歌日記なのに俳句デビュー!

地元の句会に初参加。歌会があれば間違いなくそっちへ参加するのだが、あいにくウチの町には句会しかない。

町の広報にこの句会の作品が載っていたりして、前々から興味があったのだが、なんとなくきっかけもないままに行きそびれていた。それが、たまたまこの句会に参加している人と話をする機会があって、「面白そうですよねー」と言ったら、その後、その人以外にも3、4人のメンバーから熱烈なお誘いを受け、遂にデビューと相成った。

本日の出席者は13人。投句で参加の人も含めると22人だった。この22人が4句を持ち寄る。作者が分からない状態で公表された88句の中から15句、気に入った句を選んだ。みんなが選ぶ句もあれば、1票も入らない句も中にはある。
今日の最高得点は11点。10の大台を越えることは珍しいとのこと。ちなみにこの最高点の句を作った人は、他の句も高得点だった。
私は1句が3点、3句が2点だった。0点の句もあったことを考えれば、初めてにしては上々。嬉しい。私を誘ってくれた人のが私の句を評して1人曰く「(頭の中の想像で作ったわけではなく)写実的でいいよね」。ハイ、何事も自分の目で見たり、実感したりしないと言葉にならない人間なのです……。

しかし、こういう句会に出て思うのは、やっぱり自分の生活は詠む句にも選ぶ句にも出るということ。周りの参加者は殆どみんな農作業をしている人なので、そういうことを詠んだ句も多いし、多分、農作業にまつわる情景というのは共有しやすいのだろう、私は選ばなかったけれど高得点なのは、農作業にまつわる主題の句が多かった。

最初に誘われた人からは、「作るのも勉強だけど、選ぶっていうのもすごく勉強になるんだよ」って言われていた。今日、実際に他の人の句を読んで選んで、その言葉の意味する所が分かった。
他人の句は、自分の中で自明の状況でないだけに、言葉の使い方や組み立て方を冷静に見ることが出来る。例えば、自分はいいと思って選んだのに、他の人は誰も票を入れないという句もある。逆に、自分はあまりいいと思わなかったのに、周りの人には人気の句もある。自分が何故選んだのか/選ばなかったのか。その理由を考えることが1つの学びになるのだ。

究極的に短い定型詩、俳句。これから長い付き合いになりそうだ……。

オマケ:初の投稿句
朧月まだ出ぬ空の藍の濃さ
引っ越してつかる湯舟や春浅し
あてのない夜の散歩に春の月
菜の花をおひたしにする箸軽し

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